ピ−ピ−ピ−ピ−
「この下に金属反応・・・か・・・」
一人の調査員が、なにかの計測器を見つめて言う。
ここは禁断の地・・・その昔、「ロックマンX」、「ゼロ」、「ロックマンXセイヴァ−」の三人の内、どれかが封印されている。
と、言われている、荒れ果てた大地である。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
作業用メカニロイドが、金属反応のあった場所に、ドリルを進める。
「本当にいるのか?」
調査員の一人が呟く。
「多分・・・な・・・」
それに対して、もう一人の調査員が答える。
キィィィィン
「「!?」」
ドリルが、何かに激突した音だ。
二人は、慌てて中を見た。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ
中には、酷く古いが、何かのカプセルが埋まっていた。
「これは・・・まさか・・・」
調査員が、カプセルに近づく。
カプセルの中には・・・水色の髪と、紅い鎧が印象的な、一人の少年が眠っていた。
「大破してはいるが・・・コイツは間違いなくロックマンXセイヴァ−だ!」
後から降りてきた調査員が、少年の名を口にした。
「ロックマン・・・Xセイヴァ−・・?」

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